20代の腰が危ない!?突然のぎっくり腰に備えよう!

目次
20代に増えているぎっくり腰について
「まだ若いから大丈夫」「ぎっくり腰なんて自分には関係ない」
そう思っていませんか?
実は最近、20代でも突然ぎっくり腰に襲われる人が増えているんです。
学生のころから運動量が減り、スマホやデスクワーク中心の生活――。
気づかないうちに、腰に“爆弾”を抱えている可能性があります。
読み終わる頃には、「これは他人事じゃない」と思うはずです。
ぎっくり腰とは?(簡単におさらい)
ぎっくり腰とは、医学的には「急性腰痛症」と呼ばれることもありますが、一般的には「突然、強い腰の痛みが出る状態」を指す呼び方です。病名ではなく、症状の呼称ですね。
発生のきっかけは、重い荷物を持ち上げたとき、くしゃみをしたとき、起き上がろうとしたときなど、日常のちょっとした動作でも起こり得ます。腰の筋肉や靭帯、関節に一瞬で大きな負荷がかかり、炎症や筋肉のけいれんが起こることで、あの激しい痛みを感じます。
その痛みはあまりにも強烈なため、海外では「魔女の一撃」と呼ばれることもあります。経験者は、痛みそのものだけでなく「また起こるのでは…」という不安も抱えやすく、再発への恐怖感が生活に影響することも少なくありません。
ぎっくり腰は症状の程度も人それぞれで、数日で落ち着くケースもあれば、痛みが長引く場合もあります。ポイントは「突然の痛み=腰のどこかに急な負荷がかかり、筋肉や関節が耐え切れなくなった状態」と理解しておくことです。
20代でぎっくり腰が増えている原因
20代のぎっくり腰が増えている背景には、生活習慣や体の使い方、意識の変化が積み重なった結果だと考えられます。
身体活動の低下
子どものころの外遊びが減り、学生時代の部活動参加率も下がっています。さらにコロナ禍で運動の機会が激減したことも拍車をかけました。その結果、筋肉や関節の柔軟性が不足し、腰を守る力が弱まっています。
生活習慣の変化
スマホやタブレット、PCの長時間使用で、前かがみ姿勢が習慣化しています。勉強や仕事も「机にかじりつく」時間が増え、インナーマッスルを使わない生活が続くことで、体幹が支えられず腰に負担が集中する状態になり、ぎっくり腰のリスクが高まります。


姿勢への意識の変化
「背筋を伸ばしなさい」と繰り返し指導される機会は減りました。一昔前の礼儀作法(正座・背筋を正す)が社会的に薄れたことも、腰への負担を招く要因の一つかもしれません。
若さゆえの油断
「自分はまだ20代だから大丈夫」と思い、腰の違和感を放置してしまうケースも少なくありません。不調のサインを無視した結果、ある日突然ぎっくり腰を起こしてしまうことがあります。


👉 では、なぜこうした生活習慣や体の使い方が、ぎっくり腰という急な痛みを引き起こすのか、そのメカニズムを次に詳しく見ていきましょう。
ぎっくり腰はどうして起こるの?
本来、腰は背骨や骨盤を取り巻く筋肉が支えています。
ところが、
- 筋力の低下
- 柔軟性の低下
- 長時間同じ姿勢
- 不良姿勢の習慣
これらが重なると、腰を守る土台が弱くなります。
すると、くしゃみやちょっと体をひねるなど「日常の小さな動作」でも筋肉や関節に大きな負担が集中。
その結果、突然の激痛=ぎっくり腰として現れるのです。
つまり、年齢よりも「体の使い方と習慣」のほうが発症に直結しています。
20代でぎっくり腰になったときの対処法
ぎっくり腰は、多くの場合、腰周りの筋肉(腸腰筋、中殿筋、広背筋、腰方形筋など)が急に攣ることで起こる状態です。椎間関節の捻挫や筋繊維の断裂が原因となることもありますが、比較的まれです。
この状態では、無理に正しい姿勢を作ろうとしたり、ストレッチやお風呂で血流を良くしようと頑張って動いたりすると、かえって痛みが強くなることがあります。大切なのは、痛みを和らげることと我慢せず受診することです。
痛みが強いときは、正しい姿勢でなくても構いません。できるだけ楽な体勢を取ってください。
身じろぎ一つで痛みが走る場合は、鎮痛剤の使用や湿布を活用して、できるだけ負担を減らしましょう。
腰に突然強い痛みが出たら、まずは琴似整骨院にお越しください。
状態をしっかり確認したうえで、必要に応じて整形外科の受診をご案内することもありますので、安心してご相談いただけます。
予防のポイント(20代から意識したいこと)
ぎっくり腰を防ぐには、次の2点が重要です。
筋肉を固まらせないこと
- 適度な運動(ストレッチ・ウォーキング・体幹トレーニング)
- 長時間同じ姿勢を避け、1時間に1回は立ち上がる
同じところに負担をかけないこと
- スマホ姿勢の見直し
- 足腰のストレッチで骨盤まわりの動きを保つ
- 無理な持ち上げ動作を避ける
「今は痛くないから大丈夫」と思っていても、体は少しずつ負担をため込んでいます。
一度に大きな力がかかるわけではなくても、日々同じ部分に小さな負荷が積み重なることが腰痛やぎっくり腰の原因になります。
20代からの意識づけが、将来の腰の健康を大きく左右します。
まとめ:若さに油断せず、早めのケアを
ぎっくり腰は決して「年配だけの症状」ではありません。
20代でも、生活習慣や姿勢の乱れによって十分に起こり得るものです。
若いうちから予防を心がければ、再発のリスクも下げられます。
もし発症してしまったら、無理に我慢せず、早めにご相談ください。
琴似整骨院では、痛みのケアだけでなく、再発を防ぐための運動指導や生活習慣のアドバイスも行っています。
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