脊柱管狭窄症は整体でも治療できる？
皆さん、こんにちは！札幌市西区にある琴似整骨院です。
冬になり、除雪作業と凍結による道の悪さで腰痛の方が増えています。腰に負担がかかりやすい季節になりました。
腰痛で病院に掛かったことがある方で「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」ですねと言われたことはありませんか？
今回は「脊柱管狭窄症」と「整体」のお話をしていきます。
脊柱管狭窄症とは
まず、「脊柱管」とは何かというと、椎骨（背骨1つ1つの事を指します）を上下から見た時にある穴の事を指します。（解剖学上は椎孔と呼びます）
椎骨が重なり連なる事で「脊柱」が形成され、その際に椎孔がトンネルのような空洞になり、この空洞を「脊柱管」と一般的には呼んでいます。
脊柱管の中の外周は靱帯組織で覆われていて、その中を「脊髄神経」が通ります。
様々な原因で脊柱管内が狭くなる現象を「脊柱管狭窄症」と呼び、脊柱管内が狭くなることで「神経が圧迫」されてしまうと症状として現れてしまいます。
脊柱管狭窄症の症状やその原因
脊柱管内が狭くなってしまう原因としては、前からは「椎間板」や「椎体」の変形による突出、後ろからは「黄色靱帯」「後縦靭帯」の肥厚や骨化症などが挙げられます。
脊椎すべり症（椎骨のずれ）により脊柱管が狭くなることもあります。
用するにいきなり脊柱管狭窄症になってしまうというよりは、「椎間板ヘルニア」や「すべり症」「靱帯の肥厚や骨化」など様々な変形などを経て「脊柱管狭窄症」は作られていくということです。
脊柱管狭窄症の主症状は「痛み」や「しびれ」で主に臀部（お尻）や下肢（太ももやふくらはぎ）に出現します。数十ｍから数百ｍ歩くと休憩が必要なほどの痛みやしびれが出現し、しゃがんだり、前屈みになって休むことで再度歩くことが出来るようになるのが特徴です。（間歇跛行と呼びます）
腰痛は軽度であることが多いのも特徴です。
ショッピングカートなどにつかまり少し前かがみになることで歩きやすくなりますが、背筋を真っすぐにしている事は苦痛を伴います。
自転車に乗ったり、座っていたりするのも楽にでき症状は出現しません。
症状の原因は脊柱管狭窄によって「神経が圧迫」されることで、神経が自由に動くことが出来なくなってしまうのが原因です。
腰を反ってしまうことでより脊柱管内が狭くなり神経圧迫が助長されます。
脊柱管狭窄症は手術で改善する？
手術で改善する場合が多いですが、完全に良くならない方もいらっしゃるのが現状です。
脊柱管狭窄症はまず保存療法（ブロック注射など）が選択される場合がほとんどで、保存療法で症状が緩和しなかった場合に手術が適応されます。
手術の方法は飛び出ている骨や椎間板、肥厚した靱帯の切除をし脊柱管内を拡大するのが一般的な方法のようです。
札幌の背骨専門のクリニックであります「札幌スパインクリニック」さん（当院HP記載）のHPをご参考くださいませ。
脊柱管狭窄症は整体で良くなる？
前置きが長くなりましたが、本題です。
脊柱管狭窄症は整体で完全に治すことはできませんが、一部の症状緩和や痛みの軽減に効果がある場合が多くあります。
琴似整骨院の整体療法は、体のバランスや筋肉の緊張、関節の動きを調整し、神経圧迫を軽減することができます。
また姿勢の改善や適切な体の使い方の指導、セルフケア、セルフエクササイズの指導も行い、日常的な症状の軽減と予防に役立ててもらっています。
まずは相談！
強い症状や進行した状態の脊柱管狭窄症の場合、専門医の指導や手術が必要になる場合があります。
琴似整骨院ではこのような場合には適切な医療機関をご紹介するようにしています。
どのような状態であってもまずは診させて頂ければ適切なアプローチをご提案できるかと思いますので
「脊柱管狭窄症」と言われたとしても諦めずに【札幌西区にある琴似整骨院】へご相談ください！
